クマの爪の雑菌画像が話題!傷口が化膿する危険性と感染被害の実態を徹底追跡
2023年秋、まいどなニュースなどで報じられ大きな反響を呼んだのが、捕獲されたクマの四肢を至近距離から捉えた画像だった。湾曲した太い鉤爪の根元には、樹皮のヤニ、湿った黒土、動物の排泄物や腐肉の残滓が固着していた。野生のクマは土を掘り返して冬眠用の穴を掘り、蟻塚を破壊し、時に死骸を貪る。その過程で爪の溝や甘皮の隙間には、過酷な環境を生き抜く無数の微生物が層を成して堆積する。
医療現場でシャーレを用いた細菌 培養 写真を確認すると、土壌や動物の体表から採取された検体からは、短時間で数千〜数万のコロニーが形成される様子が観察できる。スマートフォン表面の細菌を可視化した英国サリー大学の研究でも示された通り、普段見えない油脂や角質には莫大な微生物群落が潜伏している。クマの爪の間は、それらの何千倍もの密度で病原菌が凝縮された培養器そのものなのだ。
Tags: