一蘭渋谷スペイン坂店の待ち時間は異常?混雑ピークと穴場時間帯を徹底解剖
一蘭渋谷スペイン坂店は、地下1階に広がるワンフロアに全40席の「味集中カウンター」を配備しています。都心部の一蘭としては群を抜くキャパシティであり、マイナビニュース等の報道でも「都内最大級」の旗艦戦力として位置づけられてきました。一般的なラーメンチェーンであれば、40席のキャパシティがあれば1時間あたり80人以上の客を滞りなく送り出すことが構造上可能です。
それにもかかわらず、なぜスペイン坂の坂上まで行列がはみ出すのか。理由は2点あります。第1に、来訪者の約70〜80%を占める訪日外国人観光客のグループ滞在化です。味集中カウンターは個食に特化した設計ですが、多人数グループは「全員が横並びで座ること」を希望する傾向が極めて強く、空席が歯抜け状に生じても次列を通せない待機デッドロックが発生します。
第2に、券売機から「オーダー用紙」の記入、さらには「替え玉」の追加注文に至るまでのインバウンド層の体験時間です。スープの濃さやにんにくの量、麺のかたさを細かく指定するシステムは一蘭の醍醐味ですが、慣れない旅行者は記入完了までに時間を要し、カウンターでの滞在時間は国内常連客の平均12〜15分に対し、インバウンド層では25〜35分まで長期化します。この滞留が、巨大フロアの回転効率を根底から相殺しています。