初心者でも簡単!服やぬいぐるみの糸が見えない縫い方と綺麗に仕上げる裏技【決定版】
どれほど直線部分の縫い目が綺麗に隠れていても、最初と最後の結び目が布の表面に残っていては仕上がりの完成度が損なわれます。初心者こそマスターしておきたいのが、結び目を完全に生地の裏や綿の中に逃がす技術です。
玉結びの隠し方(縫い始め)
縫い始めの玉結びを隠すアプローチは、補修するアイテムの構造によって使い分けます。
- 袋物・ぬいぐるみの場合:破れ目から少し離れた位置(数センチ外側)から針を刺し、破れ目の内側(折り目のキワ)から針先を出します。糸を軽く引くと、玉結びが布地の織り目を抜けて内部の綿の中に引き込まれます。
- 折り返しのある服の場合:重なり合っている布の内側(表から見えない隙間)から針を刺し、表に出る側の布端へ針先を抜きます。玉結びは折り重なった布の間に挟まるため、外側からは見えなくなります。
玉留めの隠し方(縫い終わり)
縫い終わりの玉留めは、最後の針を抜いた「根元ギリギリ」に小さく結び目を作ることが大前提です。結び目を作ったら、針を最後に糸が出ている穴とまったく同じ位置(またはごく近接した位置)に刺し戻し、少し離れた別の場所から針を抜きます。その状態で糸をキュッと強めに引っ張ると、玉留めが「プチッ」という微細な手応えとともに布の内側へと引きずり込まれます。布のキワで余り糸を切れば、切り口ごと完全に内部に隠蔽されます。
手縫い針と糸の選び方による視覚的カモフラージュ
縫い方だけでなく、手縫い針と糸の選び方も成否を分ける極めて重要な要素です。針が太すぎると、布地を貫通した際に開いた「針穴」そのものが目立ってしまいます。薄手のシャツやスラックスには「四ノ三」などの細い手縫い針を選び、厚手のジャケットやデニムには強度のある太針を用意するのが基本です。
また、使用する糸は生地の色よりも「わずかにワントーン暗い色」を選ぶと、影に同化してより一層目立ちにくくなります。ぬいぐるみやニット素材にはポリエステル製の手縫い糸(シャッペスパンなど)が摩擦に強く、毛羽立ちにくいため最適です。